イベント
当イベントは、福島県の緊急事態宣言を受けまして、止むを得ず中止となりました。大変申し訳ございません。
奥会津最後のマタギ・猪俣昭夫さん、三島町最後の現役熊打ち猟師・菅家藤一さんと一緒に奥会津の雪山に入り、兎狩り体験をします。
カンジキを履きながら、ひたすら雪山を「ホイホーイ、ホイホイホーイッ!」と声を張り上げ、兎を追い込みながら歩きます。静寂の中、張り上げる声と息づかい、雪を踏みしめる音だけが聞こえる幻想的な空間です。
山から帰ってきた後は、奥会津の美味しい料理屋「まかなひや」さんのジビエ料理を楽しみながら、猟師さんたちから奥会津に生息している、山鳥、兎、鹿、熊などの獲り方や、山のお話を伺います。奥会津の地元の方々との交流は、日常に気づきを与えてくれるかもしれません。
普段の観光から、もう一歩「奥」へ。
ありのままの奥会津があなたをお迎えします。
奥会津山文化研究所は、奥会津に縄文時代から続く山村の生活文化や精神性の継承と、福島県のなかで最も過疎化の進むこの地域の未来を切り拓いていくことを目的に生まれた研究所です。
奥会津は一年の半分近くが雪に覆われる豪雪地帯です。ここで暮らしてきた先人たちは、この厳しい自然環境を生き抜くために、何世代にも渡って試行錯誤を繰り返しながら自然の活かし方を学び、それを後世に伝えながら生活の知恵を積み重ねてきました。そうして紡がれてきた生活文化は、サスティナブルな社会の再構築を求められている現代社会にとっても、多くのヒントが隠されているかもしれません。
けれども、そんな何千年も紡がれてきた生活文化が、ライフスタイルの変化や急速な過疎高齢化の流れのなかで、紡ぎ手を見失ったまま消失しようとしています。またそういった流れの中で、水面下に潜んでいたさまざまな地域課題が姿を現わしはじめています。
奥会津山文化研究所は、そういった地域課題に対して、ぼくらとここに住む先人と、この土地を訪れてくれる旅人とが、共に知恵を出し合い語り合う中で、民俗知と現代の科学や知識、感性が交じり合ったわくわくするような未来へのアイデアやイメージを生み出し、それらをみんなで創意工夫を重ねながら形にしていくことにより、奥会津に新たな活路を見出していきたい。そんな想いから生まれました。
1979年5月23日、長野県諏訪市生まれ。武蔵野美術大学造形表現学部映像学科卒。一般社団法人 地域づくりのアトリエ ソコカシコ 代表理事。2017年6月に福島県奥会津・三島町にオープンした縄文遺跡の上に建つゲストハウス、ソコカシコのオーナー。
大学卒業後20代は絵画、映像、パフォーマンスを中心にアート活動を展開。2014年から3年間福島県の森林文化をテーマにした「森のはこ舟アートプロジェクト」にコーディネーターとして参加。
その最終年度のプロジェクトとして古民家をアーティストと共にリノベーションし「ゲストハウス ソコカシコ」の運営を開始。2019年、奥会津の山文化継承や地域再生を目的とした「奥会津山文化研究所」を立ち上げ、現在に至る。
私が基本的な進行をしますが、実際のフィールドでは奥会津最後のマタギ・猪俣昭夫さん、三島町最後の現役熊打ち猟師・菅家藤一さんと一緒に奥会津の雪山に入り、兎狩り体験を案内してもらいます。
予約締め切り:予約したい日の14日前 23時59分まで
◎:お申込と同時に受入可(予約確定)となります。
○:お申込後、主催者からの受入可否の返信をもって予約確定となります。
△:残りわずかとなります。早めにご予約・確認ください。