イベント
この体験では、外来種についてのセミナー(座学)のあと、磐梯山の登山ルートでもある裏磐梯スキー場ゲレンデにおいて、コウリンタンポポの抜き取りを行います。作業後、希望者を国立公園特別保護地区である銅沼へご案内し、磐梯山の雄大な景観を見ながら外来種による影響などを解説します。
繁殖力の強い外来種コウリンタンポポが、希少な高山植物バンダイクワガタと同じ環境下で生育し勢力をのばしています。一緒に防除大作戦に参加してくださるボランティアの方々を募集しています。ぜひ、磐梯山が好きな皆様のご協力をお待ちしております!
【作業方法】
①草抜きで根から抜取りごみ袋へ入れる。
②コウリンタンポポ以外の植物を採取、また損傷しないよう注意する。
③植生への踏み荒らしを招かないように分散して作業する。
④収集したコウリンタンポポは協会で処分します。
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この活動は ≪独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成≫および
≪株式会社ゆうちょ銀行 ゆうちょ エコ・コミュニケーションの寄付≫を受けて行っています
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北塩原村とその周辺地域の自然・文化・歴史・名人等の宝を守りながら、地域の各業種の方々と連携し、地域の資源を最大限に活用する事業を行う事により「観光」を主軸とした持続可能で豊かな地域づくりの推進と次世代への宝の継承に寄与することを目的として活動しています。
本イベントの外来種セミナーを担当。
・福島大学 共生システム理工学類 教授
・専門分野:植物分類学、生態学
福島県内の貴重な自然の保全に携わる。
1997年に福島大学に赴任。2004年以降、裏磐梯各地の植物相を学生と調査し、五色沼湖沼群の植生や景観保全等の活動を続けている。最近は裏磐梯エコツーリズム協会と共に、コウリンタンポポやコカナダモの防除にも取り組んでいる。福島県外来種ハンドブック作成に関わっている。
予約締め切り:予約したい日の3日前 23時59分まで
◎:お申込と同時に受入可(予約確定)となります。
○:お申込後、主催者からの受入可否の返信をもって予約確定となります。
△:残りわずかとなります。早めにご予約・確認ください。